歌姫

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百千に一人の歌姫がいた。 彼女は国1番の歌い手。 誰もが彼女の歌声に魅了された。 彼女が喜びを歌うと花が咲き、悲しみを歌うと雨が降った。 そして、彼女は素晴らしい歌声の持ち主であるだけでなく、可憐な容姿と、深い思いやりを持った娘でもあった。 誰もが彼女を好いていた。
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