Xmasをもう一度…

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そしたら…走ってくる、彼女の姿が見えたんだ。 ホッとして笑顔になれた! 『なんで?こんなに早くいるの?ビックリして、思わず、走っちゃったよ!』 えっ…??? 時計は、20時の5分前。 「19時じゃなかった?」 思わず、普通に聞いたんだ。 『えっ…20時って言ったよ?まさか1時間も待ってたの?』 えっ…あの涙は一体… けど、知ることが出来た。だからいい! 「待ってねぇ!」 首を横に振り、すぐに否定した。 『待ってたんだ♪そっか…』 嬉しそうに頷く彼女を見て… ギューっと抱きしめた。 「いつも、待たせてごめん…」 俺の腕の中で、首を横に振り、泣いて"いいよ…"って、伝えてくる彼女が、改めて愛しいと思えた。
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