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秋穂「ただいま-」
大志「お帰り!」
大志が奥の部屋から走ってきた
ボイトレも(いっぱい怒られたけど)無事終わった
結城クンともメルアドを交換して一応友達になった
秋穂「大志…今日ゴメンね…」
一緒にテレビを見ながらボソッと行った
大志「ええよ。秋穂帰ってきてくれたし。」
大志はジットこっちを見て、言った
目をそらしてくれない
なんか意識しちゃいそう
秋穂「…うん…ッ」
そらしたのはあたしの方
なんかいつもの面白い大志じゃないような気がした
お笑いの番組を見てるはずなのに
いつもは笑ってみてるはずなのに
空気が重くて笑えない
なにあたし…
大志意識するなんてありえない…
小さいころからズット一緒だったから…
ヴ-…ヴ-…ヴ-…
あたしのケータイは常にバイブ設定にしていた
だからすぐにあたしのケータイがなってるってわかった
今度はメール
受信【HELLO(^o^)/結城隼人で-す(^O^)今暇???千裕と遊び行くし、秋穂チャンも誘う-★】
大志「誰???」
秋穂「今日…会った結城ってゆ-人…」
大志「女???」
秋穂「男…」
なんであたしこんな緊張してるんだろう…
大志「へ-」
送信【こんにちわ($'V`●*)ゴメンなさい今日は幼馴染みが家に来てるから遊べません(T_T)また誘ってください★】
なんでこんなに意識してるんだろう…
自分の中でも整理がつかない…
大志が分からない…
受信【そっかそっか(;_;)いいよ-☆また誘うし!そんときはあ-そ-ぼ-o(^-^)oじゃあバイバ-イ(≧Д≦)ゞ】
結城クンのメールは速くて顔文字がいっぱいで女の子みたい
秋穂「大志???」
大志「何???」
すぐに答えてくれた
秋穂「ううん…やっぱいいや…」
なんかやっぱり空気が重くてうまく言えない
怒ってる?
って聞きたかったのに
聞けなかった
大志「なんか今日の秋穂へんじゃない???なんかあったん?」
本当に心配そうな顔をして聞いてくる
秋穂「ううん!大丈夫!」
大志から話しかけてくれてよかった
あたしからは話しずらかったから
これで変な意識もせずにすむ
大志「コレカラ恵梨も呼んで人生ゲームしいひん?!」
大志は子供っぽいトコロがある
恵梨はトナリの家の友達
秋穂「うん!いいよ!」
大志が笑ってくれるとあたしも笑える
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