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――――ピンポーン――――
来た
母「はいはいはいはい-」
はい多いっしょ
今日から1週間お仕事はお休み。
だって夏休みだもん(笑)
学校もお休み
あれから1ヵ月
比呂はあれからもダメ出しばっかりされるし羽鳥さんには悪口とか言われるし…
けどこのごろはそんなの気にならないぐらい真剣に仕事ができるようになった
チョットぐらいは進歩したと思う
大志「おっじゃましまア-す♪」
この人は幼馴染みで大阪に引っ越しちゃった狩野大志
大志はルックス良くてあっちの学校でもかなりモテてるみたい
身長高いし、髪の毛をワックスで無造作に立てていて見た感じチョットした不良みたい
だけど話してみるとすっごい優しい外見とギャップのある人
モテる要素をいくつも持っている
今日から一週間とまりで家に遊びに来ます
秋穂「大志-♪久しぶりィ♪」
大志「…」
ん???
何??
止まった?
秋穂「大志???どうした???」
あたしのコト見て放心している
秋穂「お-い!大志ィ???」
大志「あ…いやぁ…別に…」
なんかさっきよりだいぶテンション下がってないかい?
秋穂「???」
なんかチョット分からないけど…
なんなんだ??
大志「あ-それより土産土産!」
さっきのテンションに戻ったみたい
秋穂「え?!マジで?!何なにぃ???」
お土産とか…
超嬉しい.:*゜..:。:
大志「コレコレ♪」
秋穂「どれどれ?!」
覗きこもうとすると
大志「待ち待ち!目ぇつぶって-ヤ!」
言うとおりに目をつむる
大志「手ぇだして?」
言うとおりに手を出す
大志「目開けていいで。」
目を開けて手に乗ったモノを確認する
ゆ…
指輪?
秋穂「指輪だょね?!」
大志「見たら分かるやん(笑)」
小さいハートのついた指輪だった
秋穂「ありがと-♪可愛い-♪」
嬉しくってはめてみるとピッタリ
秋穂「大志よく号わかったね?!」
大志「おっおお-」
そう言って大志は指で鼻の下をチョットこすった
にしても大志の服はいつ見てもダランダラン
手の裾は指の第三関節ぐらいまであるし
スボンはズラパンしてるし
秋穂「マジありがとね♪」
久しぶりに大志と会えて楽しい
このごろは仕事がつめつめで疲れてたせいもあったのかな?
なにげない会話が新鮮だ
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