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【コジュサの膝枕】
(佐助が小十郎に)
――コトッ…――
「はぁ……」
筆を置くと一気に疲れた気がしてきた
「仕事、終わった?」
お茶を煎れて来てくれた佐助が微笑む
「あぁ…」
佐助からお茶を受け取り煤る
「美味しい…?」
顔を覗いてくる佐助に微笑み、頭を撫でる
「あぁ、うめぇ」
そう言うと佐助はニッコリ微笑む
そして俺の隣の方に正座し膝を叩く
「いいのか?」
「小十郎、お疲れでしょ?だからいいよ」
微笑む佐助にありがとうと礼の口付けをし膝を借りる
「どうせ此れから暫くは居れるから」
「すまねぇな…」
気にしないでと言う佐助
明日からは佐助と一緒にのんびり過ごそうと決め眼を閉じる
佐助の匂いだ…
久しぶりによく寝れそうだ…
end.
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