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ニイ「経文全てが揃えば大妖怪の牛魔王さえ蘇生できる。ならばこの経文一ツでも蘇らせるコトが出来ますょねぇ。感情も持たない兵器が…フフフッ…。」
そう言いながら目の前にある大きなカプセルの中に誰かの髪の毛と朱い数珠、そしてかつては自分が袖を通していた三蔵法師の法衣を入れる。
瞬間…光りがその場を包み中から一人の青年が現れた。
その青年を見てニイ博士は言う。
ニイ「お帰り。カミサマ…。」
紅孩児「クッ…八百鼡!ニイ・ジェンイの居場所は解らないのか!?早く見つけねば…嫌な予感がする。」
独角児「紅!八百鼡に当たっても仕方無いだろ。まさかニイが逃げ出すなんて八百鼡でも解らんさ。」
李厘「喧嘩はおしまい!僕お腹減ったよ~お兄ちゃん。」
紅孩児「そうだな…悪かった。確かに飛竜もそろそろ休ませんとな。あそこの街に一旦降りるぞ。」
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