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紅孩児「あの小屋か…。」
独角児「いかにも…。って感じだな。」
紅孩児「俺は正面から行く。独角は裏から頼む。」
独角「了解。」
紅孩児が扉に手を掛けたその時、複数の朱い数珠が扉を突き破りながら襲い掛かる。
紅孩児「ガハッ…!!キサマ誰だ!?」
独角児「紅!!大丈夫か!?」
神様「神様だよ…?誰も僕を止めるコトは出来ないよ?だって神様だからね…フフフッ。」
ニイ「これはこれは紅孩児様。牛魔王様の息子様がお見苦しい姿で。」
紅孩児「なんだと!?キサマ…経文を渡せ!!」
ニイ「出来ない相談ですねぇ…。あなた達には経文は使いこなせません。」
紅孩児「ならばお前を倒して奪うまでだ。」
ニイ「辞めといた方がいいですよ??今のあなたじゃ神様には勝てませんから…。それに近い内に必ずあなたは僕に協力しますよ??必ずね…。フフフッ…。」
瞬間…光が辺りを包み二人は消えていた。
紅孩児「クソッ!!独角!八百鼡達と合流して一旦戻るぞ。」
独角「わかった。それより傷は大丈夫なのか!?」
紅孩児「あぁ…大丈夫だ。」
(それにしてもアイツは何者なんだ…。この俺が気配も読めなかったなんて…。神様と言っていたが…。ただ者じゃない事だけは間違いないだろうな。)
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