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?「やっぱりあの程度の妖怪ぢゃ駄目ですかぁ。実験が足りませんでしたかねぇ…フフフッ。」
白いウサギの人形を抱えて独特の含み笑いをしながら男は言う。
?「次は禁魔でも施してみますかねぇ…。」
~時を同じくして牛魔王サイド~
紅孩児(コウガイジ)「母上…必ず助けてみせます…。」
そこには大量の札に囲まれながら眠る用に目を閉じる妖怪が。
独角児(ドクガクジ)「コウ!またここに居たのか。」
紅孩児「独角か…。何かあったのか?」
独角児「研究室が騒がしくてな、見に行ったんだが…どぅもニイ・ジェンイが消えたらしい。」
紅孩児「そうか。だが俺達には関係無い事だ。」
独角児「そうも言ってられねーぞ!奴が居なければ牛魔王蘇生が出来ないんだぞ!」
紅孩児「クソッ…、独角、八百鼡を呼んできてくれ。」
八百鼡(ヤオネ)「紅孩児様!どうやらニイ博士は経文を持って逃走したようです!」
紅孩児「なんだと!?八百鼡!飛竜を用意しろ!!」
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