∮クリスマス・イヴ∮

8/16
前へ
/16ページ
次へ
    「どこが大丈夫だよ」 男はため息をつくようにそう言うと、またしゃがみ込み、着ているスーツの上着を奈央の肩にゆっくりかけた。 「帰らないの?」 「どうせ帰っても暇だしね。それに君とこうしてる方がいいかな!」 男は奈央を見て、少し照れて言った。  
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加