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「なにを!!」
「秀はバカだよ。この前だってあんな奴の前にでちゃってさ…」
「だってあれは…」
「本当バカだよ。今だって…。もっと自分大事にしろよ」
「ありがとう」
その時見た兄貴は少しだけ成長していたが青白い顔して真っ赤にさせた手足で俺をおぶりながら笑っていた。
だが、ふとまばたきをすると景色は変わって今度は茶室の中で、座って茶をすすっていた。
すると、外で悲鳴が聞こえてふすまを開けるとひとりの男が刃物を持って女性を抱えていた。そしてこちらに叫びだした。
「今すぐここの主を連れてこい!じゃないとこの女がどうなるか…」
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