君に捧ぐ唄

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ただ「ずっと傍に居させてよ」と袖を引く  この距離感が二人繋ぐ 言葉にすら出来ない愛しさを 不器用な僕の声で、届けたかったんです 誰だって一人にはなりたくない 君だってそうだろう? 悲しみはいつだって  孤独の隣にいるんだ 優しくされても満たされなくて 君は言うだろう? 「一人の夜が寂しくて、眠れないの」 少しずつ見えてきた  君の暗い過去に今、光送るよ この通り雨が止めば  そっと寄り添うよ 誰だって強く生きられなくて  挫折を繰り返すけど 痛みはこんなに、人を強くさせている たった一歩でいい  君が足を踏み出せるその時まで  ただ光送るよ この通り雨が止めば  きっと晴れ間が見える 今僕の心を離さない  君の声、悲しみ全てを受け入れて  言葉にすら出来ない愛しさで 君のこと守るから  「どうか届いて」 その温かさに  どれだけ救われたかな 「永遠なんて」って・・・人は笑うけど 信じたいよ ただ「ずっと傍に居させてよ」と  袖を引く  この距離感が二人繋ぐ 言葉にすら出来ない愛しさを 不器用な僕の声で、届けたかったんです 広く澄んだ この大きな空に 願い込めて・・・ いつまでも一緒」 頭の中巡る 全てを懸けて守りたい この愛を 不器用な僕の声で、届けたかったんです
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