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「もしかしてもう、好き…トカ??」
ﾄﾞｷ ――
「それは…」
―ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
素晴らしいくらい、いいタイミングでチャイムがなった
「ちぇ…後でねっ」
真子は残念そうにしながらそそくさと自分の席に戻って行った
危ない危ない…真子はそっち系の話にはしつこいんだよね…
真子は彼氏居るからいいけど、あたしは彼氏何か出来た事すらないしさ
高校生にもなれば、それなりに簡単に彼氏くらい出来るって思ってた
まさか。。
そんな美味しい話は無い
工業高校だけあって、男子が割合７:３で多いとは言え、何故か出会いが少ないのだ
新を好きかって？
ずっと、あたしの中でその事ばかりが頭の中を駆け巡った
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