〓出会い

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「あの、先輩の名前は?」 「あたし?蘭だよ、東野蘭。よろしくね」 名前を聞かれた嬉しさにちょっと顔がにやける 「よろしくです。蘭さん」 にこっと笑う新 目を軽く細めて、笑うとたれ目が象徴されてる 何か…か、可愛い… その後は出身中とか、クラスの話をしながらゴミを捨て部室へと戻って行った 「蘭、今日は1年の子と仲良くゴミ捨て行ってたなぁ~」 部室掃除も終え、自分達の部室へと戻り着替えていた途中。真子はニヤニヤしながらあたしを見る 「ただ手伝ってくれてただけだしぃ~」 制服のスカートを曲げながらちょっと照れつつ言う 「けど、あの子かっこよかったよね」 「だよね!!」 あたしはすかさず、その話にかじりついた これが新と初めて会って話した日
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