作戦

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作戦

「変装です。」 「えっ?」 「誰か女装出来そうな人いますか?」 皆がイケメンを見る。 「なっ、何で?」 イケメンが慌てる。 「女っぽい顔でもあるじゃん。」 皆が突っ込む。 「・・・。」 イケメンはこれ以上言葉がでなかった。 「それでは、こちらを着てください。」 と弁護士が差し出したのはロン毛のカツラと女の服だった。 しかもズボンではなくミニスカート。 「なんでミニスカート・・・。」 「俺の趣味。」 「キモッ。」 ミニスカートは弁護士の趣味らしい。 「さぁ、着替えてください。」 「はいはい。」 イケメンが着替えに行く。 その他の人はイケメンが着替えに行っている間に他の作戦を練っていた。 10分後・・・ 「着たよ・・・。」 イケメンが来た。 「プッ・・・。」 皆が笑いをこらえる。 「すげぇ似合ってる・・・。」 猿だ。 「で、俺は何をすればいいの?」 「あと、男装は?」 「えっ?」 「俺よりまだいいよ。」 イケメンが膨れっ面になりながら言う。 「うちやりたい。」 副管理人。 「はい。」 弁護士が差し出したのは普通の男服。 「変なのじゃなくてよかった。」 副管理人の本音。 「ん~。」 イケメンの本音。 またこれが10分後・・・ 着替えが終わって戻ってくる。 「さて、行きますか。」
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