イケメンの暴走

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「なっ・・・、何を言っている・・・。」 「管理人ひどいなぁ。」 「っ・・・。」 だが女子部屋は近い。だから聞こえる聞こえる。 そこには副管理人がいる。 「誰かに聞こえるんじゃねぇの?」 当たってる。 「大丈夫だよ。」 な訳がない。 「何かね。」 副管理人は聞こえていたが聞こえないふりしておいた。 「んっ・・・。」 管理人が言う。 「あれ?管理人らしくない。」 続いてイケメンも言う。 「や・・・やめろ・・・。」 「どうして?」 「それは・・・。」 「ならいいよね・・・。」 「・・・。」 話が続きながら二人の声が変わる。 ちなみに猿はテレビゲームに夢中。 今の二人を知っているのは副管理人だけらしい。 「なんで皆気付かないんだろう・・・。」 副管理人の本音である。 「・・・んっ!!」 「・・・。」 終わったらしい。 二人は部屋を出る。 副管理人以外は一階にいる。 管理人が 「副は?」 という。皆が 「女子部屋。」 といった。 管理人のかおが青ざめる。 「嘘だろ・・・。」 本音。 イケメンは全然気にしていないらしい。 副管理人は未だに女子部屋にいる。 だが、あの二人が来ることはなかった。 行く気になれなかったのかもしれない。 副管理人も話に入れなかった。
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