副管理人の秘密ばらし

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副管理人の秘密ばらし

次の日もあの二人はやっていた。 副管理人はそろそろ実行に移した。 まず携帯を持って、二人の行為が始まると録音。 そして猿が近くを通ったとたん 「管理人とイケメンの関係知ってる?」 等と答えるわけがない質問をする。 猿は当たり前に動揺する。 「試しに聞いてよ。」 あの音を流す。 猿は唖然。 「皆知ってるの?」 「うちだけ。」 「知っちゃダメじゃない?」「まぁね。」 「まぁねって・・・。」 猿はこれ以上言葉がでなかった。 「皆にはまだ秘密ね。」 「何で?」 「残りの二人が好きかも知れないじゃん。」 「あ~。」 「だからねっ、お願い!!」 「了解。」 猿は納得した。 でもこのままで良いわけがない。 だって二人に秘密の関係が出来てしまったのだから。 猿はすかさず 「どうするの?これから。」 「ばれたらイサンだぜ?」 「ばれたら仕方ないで。」 「仕方なくないだろ。」 二人の話は続く。 『ガチャッ』 ドアを開ける音がした。 しかも二人がいた部屋の。
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