8人が本棚に入れています
本棚に追加
ハキは悩んでいるんだと管理人は思った。
即座に皆に相談しようかと思った。
だが・・・、それはできなかった。
勝手にハキについて広めていいのか迷っていた。
言わないとしたらどうなるのか、言ったらどうなるのか・・・、管理人室で考えていた。
そこにイケメンが入ってきた。
「どしたん?」
「いや。」
「悩みごととか?」
バレた。
「誰にも言うなよ?」
「了解。」
管理人は言うことに決めた。
「実はハキがリストカットしたんだ。しかも前からの癖らしい・・・。」
「あのハキが?!嘘だろ!?」
「いや、本当だ。俺がやっている瞬間を見た。」
「嘘だ!!信じるわけない!!」
「なんでそこまで・・・。」
「見た目から考えろ。そんな風に見えるか?」
「確かにな。」
イケメンは信じるまでに時間がかかった。
「なんであそこまで・・・。」
「知らんけど副に聞いてみるとかは?」
「でも広がるぜ?」
「ハキ本人に言わなければいくない?」
「あ~。」
管理人は納得して副管理人の所へ向かった。
管理人はハキの事を言ってしまった。
だが、管理人の後ろにはリスカしている途中のハキがいた。
最初のコメントを投稿しよう!