ハキの悩み

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ハキは悩んでいるんだと管理人は思った。 即座に皆に相談しようかと思った。 だが・・・、それはできなかった。 勝手にハキについて広めていいのか迷っていた。 言わないとしたらどうなるのか、言ったらどうなるのか・・・、管理人室で考えていた。 そこにイケメンが入ってきた。 「どしたん?」 「いや。」 「悩みごととか?」 バレた。 「誰にも言うなよ?」 「了解。」 管理人は言うことに決めた。 「実はハキがリストカットしたんだ。しかも前からの癖らしい・・・。」 「あのハキが?!嘘だろ!?」 「いや、本当だ。俺がやっている瞬間を見た。」 「嘘だ!!信じるわけない!!」 「なんでそこまで・・・。」 「見た目から考えろ。そんな風に見えるか?」 「確かにな。」 イケメンは信じるまでに時間がかかった。 「なんであそこまで・・・。」 「知らんけど副に聞いてみるとかは?」 「でも広がるぜ?」 「ハキ本人に言わなければいくない?」 「あ~。」 管理人は納得して副管理人の所へ向かった。 管理人はハキの事を言ってしまった。 だが、管理人の後ろにはリスカしている途中のハキがいた。
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