解決を目指して

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解決を目指して

ハキが泣いているのを知らない他の寮メンバーはリビングにいる。 そこではハキについての会議が行われた。 内容はやっぱり 「なぜリスカしていたのか」 だった。 そこにイケメンが意見を発した。 「前、ハキの名字らしい男か殺人事件を犯して自殺したみたい。それに関係はあるのかなぁ。」 「えっ?」 皆初耳だった。 親でもないかもしれないのに。 皆は親と考えてしまう。 「まさか、あり得るわけないよな?」 「多分・・・。」 分かるわけがなかった。 「イケメンの意見当たってるよ。」 ハキがいた。 来て聞いたらしい。 「えっ・・・。」 「イケメンもよくわかったね。うちの親かなって。当たってるよ!親が事件を犯して自殺した事・・・。」 「・・・。」 あまりにも悲しい雰囲気になる。 空気が悪くなった。 「だからリスカを・・・。」 「うん・・・。」 これ以上は言葉が出なかった・・・。
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