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そんな中、副管理人は口を開いた。
「親はニュースとかに出た?」
急激な質問である。
「うん。コメンテーターとかもバカってさ・・・。」
よりによってだ・・・。
イケメンの意見当たってる。
「・・・くっ。」
イケメンは何も言えなくなってしまった。
それどころか悔しげな顔をした。
猿もピアノもこれ以上話す勇気もなくて黙る。
空気が悪すぎる。
管理人は外を出た。
暗い雰囲気から逃げるためだ。
皆も感づいてるから気にしないで行かせる。
「行かないで!!」
ハキがいきなり叫ぶ。
管理人を呼び求めたいらしい。
管理人は止まり、ハキを見る。
ハキは泣いていた。
「・・・ごめん、言いたいことあるから・・・。」
「?」
「・・・好き・・・。」
告白。
しかも皆がいるなかで。
「ダメとはわかってる。でも・・・。」
「・・・少し考える時間くれ。」
当たり前。
そしてハキや皆を残して管理人が寮を出た。
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