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「ようドザえもん」
「なに、どーなってる!いったいどーなってるんだのび太!」
「ふふふ。かかったねドザえもん」
「のび太、てめえ裏切ったな」
「そうさ、君が静ちゃんの家に行っている間に、僕はタイムマシンで1分前のジャイアンを連れてきたのさ。もちろん1体のだけじゃ君の道具の前では歯が立たない。しかし2分前、3分前、さらにはもっといればどうかな!」
のび太が指をパチンと鳴らすと、何万人のジャイアンが現れた。
「これだけの数を集めるのは苦労したよ。まずはジャイアンを説得するために、未来に連れていきマシンガンで殺される姿をみせてやったのさ。今も隠れてこの状況を見ているだろうね。もちろんこの何万のジャイアンを集めるのは大変だ。しかし、ジャイアンにジャイアンを集めさせたら話は早い。こうしてねずみ講に膨れ上がったのがこの5万のジャイアンさ。僕の一言で君は消滅するんだよ。気分はどうだい?」
「ククク。墓穴を掘ったなのび太。さすがにこれだけのジャイアンを相手にするのは厳しい。だがそこに隠れて見ているジャイアンとお前を消してしまえばこの5万のジャイアンも消滅する。違うか?」
のび太の顔が一瞬歪んだ。
「所詮お前はテスト0点の野火のびちゃんだ。IQ2のお前の頭では浅知恵だったな。」
「確かに僕はバカだ。だが僕は保険を用意しておいた。スネ夫さ」
土管の影からスネ夫が現れた。
「事前に彼をスカウトしておいたのさ。もちろんこのジャイアンアイデンティティーも彼のものだ。彼はこんなこともあろうかとそこに隠れて見ているジャイアンを早急に過去に帰した。やはり君は5万のジャイアンを相手にするしかないのさ。」
ドザえもんはいい加減めんどくさくなって、四次元ポケットからスモールライトを取りだし、5万のジャイアンを小さくしてプチプチと踏み潰して、どこでもドアで静ちゃんの家にワープしレイプした。
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