1984年

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翌日 当たり前だが、サンタは来なかった。 しかしその結果にムリアはひどく激怒した。 ムリア:「畜生っ!!なんで私のとこにサンタは来なかったんだ!!こんな可哀相な子供が3人もいる家にプレゼントも持ってこないのかサンタは!!!」 そんな荒れているムリアを3人の子供は静かに見つめていた。 ムリア:「はぁ…この子供達は元いたとこに戻してやろう…着いてきなさい。」 子供:「…」 ムリアは子供を連れて外に出ていった。 そして小さい車を走らせ1時間、ようやく人のいる町に着いた。 ムリア:「さ、早く行きなさい。」 子供:「…」 ムリアはドアを開け、子供を出してあげた。 ムリア:「ふぅ~…」 ムリアは大きくため息をついた。 と、その時新聞を読んでいるおばさんが近づいてきた。 おばさん:「あの~…」 ムリア:「はい?」 おばさん:「今車から出ていった子供って…」 ムリア:「…!!」 ムリアは車に乗り込み猛スピードで車をだした! ムリア:(ばれている…!もうこの町にはいられない…ラボから1番近い町だったのに…)
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