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部屋に入るなり荷物をｿﾌｧｰへﾄﾞｻｯと置いて一息ついた｡
倫子(疲れた｡ちょっと休憩｡)
しばらく絨毯の上に寝っころがり､目を閉じる｡
何も聞こえなければ何も見えない｡
まさに闇｡
こおしていると気分が落ち着く｡何も考えなくても済むから｡
しばらくすると倫子は起き上がり着替えを済ませて食事を作り始めた｡
倫子(んー､いい香り｡後は焼けるのを待つだけ｡)
ｸﾞﾗﾀﾝが焼けるのを待ちながら倫子は用意する書類の確認をした｡
倫子(あれっ｡ない!!確認用の書類がない!!
あ～きっとｴﾚﾍﾞｰﾀｰの中で落としたんだ；；)
倫子は玄関を出てｴﾚﾍﾞｰﾀｰを調べた｡
倫子(はぁ､最悪｡ない｡FAXで聞くしかない；)
諦めて部屋に戻るとドアの新聞受けに書類が挟まっていた｡
倫子(!!!)
書類には誰が拾ったかのﾒﾓ書きはなかった｡
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