彼女の正体

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翌朝はとても目覚めが悪く、学校へ向かうのが嫌で布団の中で寝そべっていた。 だが不良母に 『サッサと学校へ行け!クソガキ!』と布団をもぎ取られ、渋々学校へ行く事にした。 ―――…俺、実は超能力者かも…嫌な予感的中!本当に今日はろくでもない。 学校へ行く途中犬に追いかけられ、車に弾かれそうになり、フンを踏んづけて、きわめつけは… 【彼女】が友達と歩いていたので一応声をかけようとした時だ。 『てかマジあの男ありえんて!「…クリスマスって何するの?」よ!なめてんの?馬鹿じゃない!?』 【彼女】の友達は横でケラケラと笑ってる。 …もしかして俺の事?嫌、俺しかいないよな…彼女にバレないように俺はソッと後ろについてった。
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