彼女の正体

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彼女は俺に気付かずどんどん本音をさらけだす。 『大体あの男、超自意識過剰?誰があんた好きで付き合うかっての!てか貢いでもらうため?クリスマスプレゼント欲しさに決ってるでしょ?本当馬鹿よね!本命ちゃんといるし、あんたなんかキープに決ってるじゃん!キャハハハ!』 そーゆー事ね…これでハッキリとコイツにたいして気持ちが冷めた。つーか性格悪すぎ!? 俺は彼女に 『おい…』 とだけ言った。もう言う事は決った。 彼女はビクッとし、コチラを恐る恐る振り返った。 『慎君…!あのねぇー今は…』 慎君…じゃねぇよ!!!だが怒りはあまりない…あるのは飽きれだけ。 『別れよう。』 とだけ一言言い、初めてのお付き合いは二日間で幕を閉じたのだった。
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