第二章 大地をおおう白い花と村と大蛇

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二人は訳も分からぬまま老人の家へと導かれたそして老人は大蛇に付いて話し始めた[老人:あの大蛇は10年の闇が覆う年に現れたのです]二人は黙って老人の話を聞いている老人は話を続ける[老人:あの大蛇はまるで村の住人に闇の時は近づくなと言わんばかりにあの家に巻き付いているのです] [ジン:あの家の者は今どうしてますか?] [老人:さぁ、あの家には皆気味悪がって近寄らないんですだから家の中の様子までは]老人は申し訳なさそうに言った[ゾディ:参ったねこりゃ] [ジン:そうだな闇が消えるまで後2年掛かるしな……闇の間に大蛇がいなくなるか眠るタイミングなどあますか?] [老人:それが有ればとうにやってます] [ジン:弱点とかは] [ゾディ:…………] [老人:さぁ;] [ゾディ:分からないと手の打ちようがねぇな] [ジン:まったくだ] [老人:そんな~;;] 突然村人の一人が慌ただしく入ってきた [村人:長!?大変あの大蛇があの家に入っていきました]村人がそう言うと老人は慌ただしく出ていった [ゾディ:えっ!!あの爺さん長なの!?] [ジン:そうらしいな]
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