第二章 大地をおおう白い花と村と大蛇

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二人は俯き眉間に皺を寄せた [ジン:………ッ] [ゾディ:…チッ] ジンは何かを唱え始めた[ジン:漆黒の闇の中に潜む魔物達よ我の下部となり探せ忌まわしき怨をもつ大蛇を] するとジンの周りには不気味な緋色の目と鋭く光る爪と牙を持つ黒龍が三体現れた [ジン:お前たち大蛇を探せ] 黒龍の中で一番大きな黒龍が頷き言った [大黒龍:その大蛇を探すには匂いがいる何か大蛇の匂いが突いた物はあるか?]ジンは大蛇が絡みついていた家を指差したそして言った [ジン:もしかしたら大蛇の血の匂いが残っているかもしれない] 大黒龍は分かったと言って頷き家に残る大蛇の匂いを嗅ぎに行く後の黒龍二体も大黒龍の後に続き匂いを嗅ぎに行く黒龍達は空高く飛びしばらく旋回し3つに別れて飛び立った [ジン:行ったな……] [ゾディ:あれは、お前のジンの一族が代々受け継ぐ黒龍かすごいな] [ジン:………] ジンは無言でジッと闇が広がる空を眺めるゾディアックはヤレヤレといった感じでジンと一緒に空を見る 『謎の声:気よつけてねあの大蛇の怨みは大きいよ………僕はそろそろ行くねまた会おうね二人とも』 [ゾディ:名前くらい言ってから帰れっての] [ジン:本当だな]所にもあり
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