第二章 大地をおおう白い花と村と大蛇

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しばらくして黒龍が帰って来てジンに大蛇は南の湖畔にいると告げた 黒龍はジンとゾディアックを背に乗せ南の湖畔えと風を切るように飛びあっと言う間に南の湖畔に辿り着く [ゾディ:すげーなあっと言う間だ] [ジン:あぁ…そう言えばお前黒龍達を見るのも乗るのも初めてだったな?] [ゾディ:そうだけど今は大蛇だべ] [ジン:そうだったな珍しくお前が正論を言ったような気がするが気のせいか?] [ゾディ:気のせいだべそんなことより早く行こうぜ] [ジン:悪い、そうだな行こう] 二人は黒龍達が告げた大蛇のいる場所を二手に分かれて探し始めたゾディアックは湖畔の左側をジンは右側を探しはていた湖畔の周りは廃墟になっていて昔都があったと思われる場所だったため大蛇はなかなか見つからなかったがジン達の他に生き物の気配はあったため確かに此処に大蛇がいると思い二人は探し続ける すると遠くの頬で生き物のかん高い鳴き声が聞こえたジン達は鳴き声のしたほうえと走った鳴き声のしたほうえとたどりつくとそこには血溜まりがあった二人は呆然と立ち尽くしていた [ゾディ:何てこったい] [ジン:信じられんな……] その血溜まりは一カ所だけではなく何カ所にもあり
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