第2話:運命的な出会い

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飛行機の機内へ行き、シートの上の棚に荷物を押し込もうとするが、上手く入らない。 この時はさすがにもうちょっとでいいから背が欲しいと思った。 そんな時、荷物から手が滑った感覚があった。 落ちてくる! 『きゃっ!!』 と、とっさに両手で頭を抱えたが荷物は頭に落ちて来なかった。 『???』 ふと後ろを振り向くと、1人の若い男が、落ちかかった荷物を片手で支えながら微笑んでいる。 「大丈夫?」 『あ、ありがとう。』 彼と目線が合って一瞬ドキッとした。 やっぱり、もうちょっと背が高かったらこんな事はなかったのにと思った。  
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