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飛行機の機内へ行き、シートの上の棚に荷物を押し込もうとするが、上手く入らない。
この時はさすがにもうちょっとでいいから背が欲しいと思った。
そんな時、荷物から手が滑った感覚があった。
落ちてくる!
『きゃっ!!』
と、とっさに両手で頭を抱えたが荷物は頭に落ちて来なかった。
『???』
ふと後ろを振り向くと、1人の若い男が、落ちかかった荷物を片手で支えながら微笑んでいる。
「大丈夫?」
『あ、ありがとう。』
彼と目線が合って一瞬ドキッとした。
やっぱり、もうちょっと背が高かったらこんな事はなかったのにと思った。
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