第2話:運命的な出会い

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「俺、仕事も一応兼ねてはいるけど、ほとんどは休暇で行くんだ。本当は2人だったんだけど、もう1人は来れなくなったから1人なんだよね。良かったら沖縄観光とか一緒にどう?何回も行って色々わかっているから案内するよ。」 彼は凄く楽しそうに話している。 私の事気に入ってくれたのだろうか? 『うん…じゃ、お願いする…』 「本当?!よしっ。」 初めて行く沖縄をガイドブック片手に1人でいるのもつまらないという思いもあり、あっさり返事をしてしまった。 こんな一面も自分にはあったのかという驚きもあったが、それよりも今までにない違う自分を発見した事がちょっと嬉しかった。  
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