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ケンケン…
別れね?ってさ…
他にオンナできたなんて言われたら…
選択肢なんかないジャン…
ポカンと心に開いた穴が意外に大きい事に気がついて、何だか泣きたくなった。
空を見上げても、星は一つも見えなかった。
「ねぇ、ドコいくの?」
突然声をかけられる。
多分、ハタチくらいのチャラ男が、あたしの後を着いてくる。
酔っ払っているのか、少しロレツが怪しい。
「電車、もうないよ?」
この匂い…
ケンケンと同じ香水…
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