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<から~ん>
扉が開いて二人の男が入ってきた。
「いらっしゃいませ」
悟が入ってきた客に声をかける。
「久しぶり~。元気してる」
「あっ、博之さん。久しぶりです。」
入ってきたのは店の常連客の博之だった。
「なんでそんな格好してるんですか?」
悟が博之にきいた。
店に入ってきた博之はサルスーツを着て皮ジャンをはおっていた。
「仮装パーティーしてたんだよ。
ワンを貸しきりにして。」
「へ~。そうなんですか。
悟郎さんはその格好は寒くないです?」
いっしょに入ってきた悟郎はウェットスーツをきてサーフボードを抱えていた。
悟郎もこの店の常連客である。
「こんなに寒くなるとは思わなかったから…。
とりあえず焼酎を湯割りで!」
寒そうに満に言った。
「了解です」
そういって、満は厨房に消えていった。
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