三日目

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昂くん…。 しゃがんでいるから目線が近い。 頭の上におかれた手が髪の毛をくちゃくちゃに…多分撫でてくれてる。 「…痛くないよ。ありがとね」 私を覗き込んでいた昂くんがニッコリ笑った。 「…じゃ、だっこ!」 私の言葉を信じての満面の笑み。 ………子供って……。 少し苦笑いして抱き上げる。 もう、会えないんだな…。 ソウジがいた川原を振り返り、昂くんを抱き上げて歩き始めた。
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