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その時、私達の所に
あの悪魔が来た
料理を運んで来る悪魔
の事よ?
その悪魔は私達に
飲み物が乗った
お盆を出した…
悪魔「…どうぞ」
サタン「誰からだ?」
悪魔「…ルシファー様
からです」
サタン「そうか…」
悪魔「あなたにも…」
悪魔はお盆から
ワイングラスに入った
オレンジジュースを
渡して来た…
私はそれを受け取る
あの悪魔はお辞儀を
して、厨房に
消えたわ
私はサタンの方を向く
サタンは渡された
オレンジジュースを
睨んでいた…
私「どうしたの?」
サタン「…いや、怪しい
物が入っていないか
と思ってね…」
私「え?」
サタン「実はな…
ルシファーと私は
いがみ合ってる仲
なんだ…私は完全な
悪魔だ、だが
ルシファーは普通の
悪魔とどこか違う…」
私「そうなんだ…
考えすぎぢゃない?」
サタン「だと良いが…
まあ、せっかく
私達のために
用意してくれたんだ
飲むか…」
サタンはオレンジ
ジュースを
口に運んだ…
私も飲もうかと
グラスを口に
持っていく…
その時、サタンは
私のグラスの上に
手の平を乗せた
サタン「ダメ、だ…
飲…むな…
毒が…入っ…て…る
うっ…」
パリン!
サタンはワイングラスを落とした!
え!?さ…サタン!!
私「そんな…ちょっと!
サタン!!
しっかりして」
そこにルシファーが!
サタン「き…貴様っ
卑怯だぞ…っ
なんの目的で!」
ルシファー「なんの
目的?知りたいか?
単刀直入に言うよ
彼女をいただく」
私「え?何よそれ…
どう言う事よ!」
ルシファー「つれてけ!」
悪魔達「へい!」
私「ちょっと!
私をどうする
つもりよ!!
放してぇ!!!」
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