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私とヘルは城の頂上の
鳥籠型牢屋に
到着したわ!
私は屋根の上に乗り
牢屋に近づく…
ヘル「まづいな…」
私は牢屋の鉄の棒を
掴んだ
私「何がまづいの?」
ヘル「いや…もうすぐで
夜明けだなと思ってな
俺達悪魔は日の光に
あたると…
人間になって
しまうんだ…」
私「あら、良いじゃない
そのどこがって…
ああ!」
ヘル「そう…
見ての通り、ここは
空飛ぶ天空の悪魔城だ
人間は来れない…
なんせ、羽が
無いからね」
私「それって…
すっごくまづい
じゃない!?」
ヘルは頷く…
私「サタン!起きてよ!
サタンったら!!」
サタン「…」
ヘル「クソっ…
ちょっとお嬢さん
そこをどいて頂きたい」
私「?」
私は、どく…
ヘル「…」
ピビビビー…
私「え!!」
ヘルは目からビームを
出した!こんな事…
出来るんだ…
私は目が点になった
そして、へルは
鎌を振り下ろす…
バコッ…
ガランっ(檻が壊れた音
ヘル「ほら、早く
サタンを出すんだ」
私は頷く…
サタンを檻から
引きずり出す!
ヘル「俺も手伝うよ」
日の出!ヤバいわ!
ヘル「よし、いくぞ!」
ヘルは翼を大きく広げ
私を背中に
サタンを正面で
両手で肩を掴んだ…
私達は下降し出した!
ヘル「なあ、お嬢さん…
今日はサタンを
悪魔病院に連れてく…
お嬢さんを家に
戻したらね」
私「ちょっと待って!
私も連れてってよ
あんな家、もう
帰りたく無い…」
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