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私はいつもの
ように
母に頼まれ
地下室のサタンに
ご飯を持ってく
いつものように
扉をノック…
“コンコン“
あれ?返事が無い…私はもう一度
ノックする…
“コンコン“
やっぱり返事が
無い…
まだ寝てるのかな?
私はそんな事を
考えながら
静かに部屋に
入った…
私「お邪魔します…」
案の定…
サタン、彼は
ベッドの上で
寝ていた
私は横に置いてある小さなテーブルの
上にご飯を乗せて
静かに部屋を出た
今、高校一年の
私だけど…
色々あって
高校は不登校…
たまに行くけど
今では、まるで
ゴースト生徒
ゴースト生徒って
言うのは、確かに
高校は通っている
けどまるで
行って無い
何故行って無いのかそれは、地下室の
サタンが気になる
のよ…ここ最近
地下室に行くたびに
胸がドキドキする
なんでだろう
相手は悪魔なのに…
彼(サタン)は
あんまり、私達の
食卓にこない…
来るときと
言えば、食器を
片付ける時くらい
私の名前は
瑠璃阿アリサ
ルリア
あだ名は
ルアナ…
私の名前を省略
して呼び出した友達に
つけられたのよ
今日も私は学校に
行かない…
親に怒られたら
すぐ地下室に逃げる
自分の部屋に
閉じこもる事
もある…
親なんて大っ嫌い
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