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最近お父さんが
鬼のお面を買って
来たの…なんか
雑貨屋で安かった
から買ったって
言ってた…
でも、私
そのお面を見てから
なんだか
凄く嫌な予感が
してた…
あのお面が
飾ってある
部屋を通るたびに
殺気を感じる
私は今…
丁度、地下室の
階段がある所の
近くに立ってた
足音が聞こえたからそっちを見ると
サタンがお盆を
持ってキッチンに
歩いていた!
私の気配を
感じたのか…
私の方を見ると
一旦、険しい顔を
してからお盆を
置きこっちに
歩いてきた…
私の横に立つと
お父さんの買って
来た鬼のお面を
見始めた…
サタン「これは?」
私「なんか、雑貨屋で買って来た
鬼のお面だそうです」
サタン「鬼のお面…
強い、憎しみ
呪い…怨念を
感じる…」
私「そうなの?」
サタン「ああ…
厄介な物が
来たな…
気を付けろ
ルアナ…」
私は頷く
サタンは再び
リビングに
向かい食卓に置いたお盆を持ち
キッチンに向かった
私はまた歩きだす
親は働きに
出ていて
二人とも居ない
彼は綺麗好きで
自分の使った
食器を洗う…
地下室はいつも
綺麗…
私はそれを見る
たびにすごいな…
と思っていた…
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