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「本当はポワソンリーの下で働くのとっても辛いんだよね
いつ消されるか、こっちまでヒヤヒヤもんでたまったもんじゃないよ全く。
いっそのこと、犬っコロもあの人が殺っちゃえばいいんだよね!」
「その無駄口、何とかならないの?
あなたを連絡員にした意図の方がよっぽど理解出来ないわ。」
「君は興味の無い男には冷たいよな。
ブラックを殺る時、一度しくじっただろ?
自分、なぜだかわかってる?"まよい"があったからでしょう。
今回もそうだぜ。
さっさと殺っちまわないと、また、情が移って殺れなくなるんだよね。」
「忠告をありがとう。」
「そうやって素直に返事してくれる時って、本当にいい女だよな。
奴がどんな秘密を握ってるか知らないけど、変な事わ思い出したら迷わずに殺るんだ。
それと、これだけは忘れないこと。
組織は君が裏切るのを心待ちにしている。
あとは君次第だよ。」
「あなた、この仕事に向いてないわ。
この件が終わったら報告させてもらうわ。」
「ひあ~~~~~
ウイユヴェール、きびしいんだね。
君がしくじったら組織そのものの存在が怪しいんだよね。
ウイユはボスの"おきに"だからいいけど、僕なんか、いつはねられるか……
ところでさぁ、これから空いてる?」
「さよなら、急ぐの。」
「ヘ~~~イ!ウイユヴェ~~ル!
今日はとびきり冷たいんだね!
最後に聞くけど、奴を始末できる自信、確率で言うとどれくらい?」
「120パーセントよ。
プロとしての誇りが無くなれば私には何も残らないわ。」
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