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「どうだいシモーヌ、今回のは今までと違って、2000ページ超の大作になるんだ。」
「あなたのペースは一日に2枚、しかも週に4日は寝てるだけ。
それで、海の水が干上がる前に完成するの?」
「おおお、シモ~~~ヌ
色々と考えることがあるんだー!
より良い作品を仕上げるため、当社は努力の甲斐あって発売をやむなく延期なんだー!
それに僕の脳裏には、毎晩、毎晩、君の……
シモーヌ!!!!」
「やめて、パブロ!私急いでいるの。
あなたもいそがしいんじゃなくて?」
「おおお、シモ~~ヌ、君の言うとおりさ……
だけど、その……なんて言うかなぁ、
もし僕のこの作品が出版されたら……」
「言わないで、パブロ、わかってるわ。
だけどもう少し考えさせて。
私、今日はもう行かなくちゃいけないの。」
「おお、シモ~~ヌウヴァテュ~
ジュテ~~~~~~~~~~ム
ケスコンヴァフェールドゥマ~~ン」
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