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「ははっ、それでさー…!!」
「えっ?マジで!?」
「マジで。ウケるやろ?!」
まるで自分の家に居るかのように、ソファーに座って笑顔で友達と話す。
そんな貴方の様子を、私は部屋の隅にちょこんと座って見ていた。
「そんなとこじゃなくて、ソファーに座りなよ!」
「あっ、全然だい──…」
「大丈夫、別に気にせんでよかけん」
“…このやろう”
友達さんのせっかくの優しい心遣いを、私の言葉を遮って、一瞬で切り捨てられた。
言いたい言葉を失って、ジトッとした目線を貴方に送ると、貴方は笑いながら口を開いた。
「…何や?」
「別にぃー?」
「じゃあいいやんか」
「うん、別にいいもんー…」
そう言いながら、私はプイッとテレビの方に目をやった。
相変わらずな私たちのやり取りを見て笑う友達さんと、スネた私を見て笑う貴方の姿が、視界の隅にチラッと映った。
後、30分───…。
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