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「あの事故から...勇人は私という器の中に居て...ずっと一緒なのに未来を語れない...それは私が前向きじゃないから...」
「で...どうしたいんだい!?」
魔法バァの問いに,
「私は今でも勇人を愛しています!だからこそ...」
左胸を右手で軽く押さえ,
「これからの人生二人で愉しめるよう精一杯努力します!だからもし...この髪の毛と人形に少しでも勇人の魂が残ってるなら安らげる場所へ...お願いします!」
奈緒は軽く微笑んだ。
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