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店の中は薄暗く...限りなく狭い。
一歩踏み入れると椅子が一つ,その前に一人用のカウンター。
当然お客はいない。
「まぁ...座りな...」
カウンターの中からシワガレた声に,シワガレ..歳を召されたいかにも魔女!という恰好の老婆が姿を現した。
「あの...お店の方ですか!?表の貼紙に『願いを叶えます』って...」
「皆はワシの事を魔法バァと呼んでおる!あらゆる者達の願いを叶えるぞ!お主の願いは...」
「私は彼に会いたい!私は彼ともっと話がしたい!!」
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