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勇人が気に入っていた長い髪...
だが奈緒は躊躇する事なくバッサリ切り魔法バァへ手渡す。
「フォッ フォッ!ショ-トも悪くないじゃないか!それでは左手を出して!」
言われるまま奈緒は左手を出し,魔法バァの左手がその手を力強く握り絞める。
魔法バァの右手には先程の髪の毛。
「いいかい...会いたい人の事を目一杯想い浮かべるんじゃ!」
奈緒は静かに目を閉じ勇人との想い出を頭の中で蘇らせる。
『£¢∞§∴∂∩¢∫ņ』
「よし!いいじゃろ...あとはこの髪をお主の一番の想い出の品へ括り付けるだけじゃ!」
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