悲しみは美しい彼女の中に

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明日は待ちに待ったクリスマス。 とても楽しみだ。 来年のクリスマスも一緒に居られたらな。 とまだ今年のクリスマスも終わる前に思う。 それも仕方ないことだ。     三年。 言葉にしてみれば二文字だが。中学生だった僕にしてみればカタツムリの如く遅い。 そんな彼女に会えた。しかも明日のクリスマス。 これはデートと言ってもいいんじゃないか? と一人で浮かれてみる。 早く寝なきゃ。起きれなくなる! 明日の起床は6時。集合は10時。 いったい何の為に早く起きるのかわからないまま僕はベッドにもぐりこんだ。 ちなみにその時間は夜の8時。 寝たのは深夜の3時。
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