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タダシの顔がみるみる青ざめる。
「…この僕が…人殺しをしてしまった……。」
死体の目線が恐ろしく、絞めたときの苦しそうな呻き声が耳から離れない。タダシはその場で頭を抱え、振り払うように体をゆする。そしてタダシは自分に思い込ませた。
こんな奴らはこの世にいないほうがいい。こんなクズはいないほうがこの世はよくなる。僕は正義の味方だ。クズは死ねばいい。死ねばいい…死ねばいい…死ねばいい……。
タダシの顔に不気味な笑みがこぼれた。
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