18歳 高校生

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その日の夜、タダシはそのまま二階の部屋のベッドの中でうずくまっていた。頬には涙のあとが黒く線をひき、鼻と目は赤く染まっている。 タダシは頭の中で考えていた。なぜ僕だけこのような目にあうのか。なぜ誰も聞いても助けもしてくれないのか。もう嫌だ。誰もいない所へ行きたい。僕一人だけになりたい…。あいつらだけは許せない…。 そして、タダシは疲れたのかそのまま眠ってしまった。
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