4月2日(水)

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    ジリリリリリイイイイイ!!   雅樹 「どわぁ!?」   ま、た、泣き出した。   5分ごとにスヌーズ機能とは、便利な時計だなちくしょう。   雅樹 「うぐぅ」   寝かせろぉ~。 寝かせろよぉ~。   俺になにか恨みでもあるのかよぉ~こいつぁ~。   雅樹 「とう!」   布団から飛び出し、時計の頭をさっきよりもっと優しく撫でてみた。   ジリリリリリイイイイイイ!!   泣き止みません。   ですよねー。   撫でて止まるとか、そんな時計があったら毎朝かけるわっ。   「お兄ちゃん、朝だよ~」   とか言ってくれちゃったりしちゃったら、もう飛ぶさ……飛び起きるさ。   ジリリリリリイイイイイイ!!   妹よ…。   泣き止んでくれんかのぅ…。   雅樹 「………っは!?」   て、俺はなに朝から時計相手にへんな妄想をしているんだ!   早く止まれ!   止まらんかこのポンコツぅ!   スヌーズ機能とかどうやってとめるんだぁ!?    
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