名前を呼ぶ声……

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 これも、小学生ぐらいの時の話しだったかな…  僕は一人遊びが大好きで毎日一人だけで遊んでたんだ…  遊ぶ時は必ず誰もいない場所に行き、一人だけで石を集めたり。  一人だけでチャンバラをしたり。  人形同士を戦わせて遊んでいたんだ。  …一人だけで周りには誰もいないはずなのに、いつも誰かの視線を感じる…  僕はその度脅えていたんだ。  そんなある日のこと  あの緑の顔を見てからのことだったかな…  今までは視線だけしか感じなかったはずが、何やら人の声らしいものが微かに聞こえるようになってきたんだ…  僕はもちろん、風の音だよ。気のせいだよって自分にいい聞かせていたよ。  でも…  その声は日に日に大きくなっていき  いつしか僕のすぐ近くで聞こえるようになっていた…  その声はもう何を喋ってるのか分かるくらいだった。  
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