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「合コンしてよ~」
彼の近くにいた男の子から突然言われた。
ゆりは女子大に通っていたので、彼女がいないその人から頼まれたのだ。
「人集まればしよっか」
「マジで?じゃあ番号交換しよ!」
「いいよ」
その男の子と番号交換した。
そしてその男の子は彼に向かって言った。
「お前も聞いとけよ!一緒に合コン行こうぜ。」
「行くから、お前から誘って」
私との番号交換を拒否された気分になったが、もう2度目の失敗は許されない。
勇気を出して自分から切り出した。
「番号教えて」
「ああ」
私のアドレス張の中に彼の名前が入った。
3年越しの夢が叶ったような気持ちになった。
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