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クラスは男の子の方が人数が少し多かったので、女の子は全員誰かと繋がった。
「ここから本当に何組かカップルできたら面白いのにね~」
とみんな同じ事を言って笑いあった。
この時、まさか彼と数年後のクリスマスを一緒に迎える事ができるなんて、ゆりは全く想像していなかった。
なぜなら彼は、中1で同じクラスだった別の女の子と中学の時に付き合っていたのをゆりは知っていた。
あきらかに彼女とゆりはタイプが違う。
なので、彼が自分を好きになってくれる訳がないと考えていたからだ。
高3のクリスマスを女友達とこのように楽しんで過ごした。
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