105人が本棚に入れています
本棚に追加
♪真菜美サイド♪
あたしは麻生君が帰った後、呆然としていた
だって、何にも考えずに頼み込んじゃったから…
「麻生君、嫌な顔ひとつしなかったな…」
あたしはその時の麻生君の顔を思い出した。
驚いたような、嬉しそうな不思議な顔だった
嬉しそうな顔っていうのは、あたしの勘違いかもしれない…
でも…
「断られなかったし、結果オーライかな!」
あたしはニコニコとして、ケータイを開いた。
――――――
クリスマスのダブルデート、オッケーだょ!
――――――
雪那にメールを送信した。
きっと喜ぶだろうなぁ
あたしはワクワクしてきた
雪那の喜ぶ顔が浮かんでくるよ!
最初のコメントを投稿しよう!